強迫性障害から生じる強迫観念や不安は自分自身が生み出している
強迫性障害者にとっての不安は自分自身で生み出しているということを覚えておいてください。
これは私の実体験ベースで話していくのですが、共感して頂ければ嬉しいです!
辛さはほとんど自分が生んでいる
強迫性障害にはさまざまな症状がありますよね。
代表的なものは
- 不潔恐怖
- 確認行為
- 縁起恐怖
- 加害恐怖
- 強いこだわり
などですが、人によって症状は異なりますしこれらの症状が併合しているときもあるのですが、
一概的にいえるのは、この強迫観念、不安というものは自分自身が生み出しているということです。
私も不潔恐怖で悩まされてたのですが、
綺麗にしなくてはいけない、もっと洗わなくてはイケナイという強迫はその汚れやばい菌自身が原因ではないんですよね。
それをどう解釈しているのか?それは自分自身がしていることなのです。
事実はひとつ、解釈は無限
事実は一つです。
そこになにかがある、手が汚れている、数字が書いてる、人が歩いている・・・・
ただこれらをあなた自身、あなたの脳がそれをどう解釈しているのか?
どのように解釈しているのか?はこの病気を克服するときにヒントになりますよね。
強迫性障害が悪化すると、現実と感覚に差があり、まるで自分自身が違う次元にいるような感覚を感じることはありませんか?
この現実と感覚に差異が生じる分だけ、症状で苦しみ、もがくようになってしまうのですよね。
自分との戦いになってしまう・・・
強迫観念や不安は自分自身から生み出してしまうからこそ、厄介なんですよね。
だって原因が自分自身にあると思う度に、周囲との人間関係でのトラブルや症状のせいで日常生活にまで支障がでてしまったときに
その矢印を自分自身に向けてしまうことで余計に精神的に辛く成ってしまうんですよね。
私も強迫性障害を克服するまでは度々仕事を休んで休職してみたり職変えてみたり、と強迫性障害に振り回される人生を送ってきました。
敵対するべき相手は自分自身であり、自分自身の解釈がより辛い方向へと導いてしまうんです。
だからもしあなたがこの病気に悩まされ、苦しい!と感じるときはありましたら、
これは原因ではなく自分自身の解釈の仕方が悪いんだ、
だから現実を直視することで簡単にいますぐ治すことはできるから、辛いのはいまだけなんだ!
と思ってください。そして辛くて辛くてたまらないときには・・・