家族、恋人が強迫性障害に悩んで居る時に忘れてはいけない3つのこととは?
どのようなに介入していけば良いのか?またどのように支えれば症状が改善していくのか?
専門家ではない限りは解りにくいですよね。
そこで今回は家族や恋人との正しい接し方についてお話していきたいと思います。
強迫行為を止める手伝いはしない
例えば不潔恐怖に悩まされており、手を洗うのを止めることができないと家族または恋人が悩んでおり、
もし自分が手をずっと洗い続けていたら、制止するようにしてくれないか?というような手伝いを求められても
「はい」と頷いて止めるような協力はしてはいけません。
また強迫行為をしているときに、こちら側からの働きがけで無理矢理それを止めることはしてはいけないのです。
苦しんでいる姿を見ることは非常に辛いのですが、強迫行為を止めることでさらに大きな不安となってしまうケースが多く見られます。
これによってその大きくなった不安をかき消すために強迫行為の度合いが強く成るケースがあるのです。
本人以上に気にする
強迫性障害の程度を本人以上に気に掛けてしまうことはありませんか?
一週間前よりも悪化している、または改善している・・・・
と短いスパンでその前後を比較することは逆にストレスを与えてしまうことになるのです。
強迫性障害は患った事はない方にはわかりませんが、日々に気持ちの浮き沈みがあり誰よりもこの障害を乗り切りたいと思っています。
なので自分以上に気にされることでプレッシャーを感じずには居られずもどかしい気持ちを抱える羽目になるのであまり短いスパンでの比較は避けるようにしてくださいね。
1ヶ月という単位で症状が悪化しているか改善しているのかを判断してみてください。
その日のコンディションによって症状に浮き沈みはあります。
原因は一緒に考える
強迫性障害を患うきっかけは誰にでもあるはずです。
いきなり強迫性障害で悩まされるようになったとしてもそれにはしっかりとした原因があります。
この原因と向き合えるようにサポートするのは家族・恋人の役割です。
甘やかすのではなく、この病気と向き合うように仕向けることが大切です。
また、最低限
- いつから
- どのような症状
- どのような時に
強迫観念を抱き、どのタイミング強迫行為をするのかを知っておく必要があります。
これは強迫性障害を克服する際に必要に成ることなので身近な存在のあなたも症状を理解しておく必要があります。
その症状の根底に在る背景を少しずつ一緒に探してみると解決策を実行しやすく成ります
最近のコメント