強迫性障害のこんなところが辛い!という声を集めました

解ってはいるのだけれども

花
強迫性障害の辛さは実際になったことがないひとには全然伝わらないですよね。

一口に強迫性障害と言っても様々な症状があります。

確認行為では

出かけの準備をしているときに

  • ガスの栓はしっかり締めたか?
  • 財布にお金は入れたか?
  • ドアには全部鍵をしたか?
  • 忘れ物は無いか?

などなど出かけるという行為ひとつを取っても、不安が襲って来て何度も確認行為をしてしまうことがあります。

家から出るだけでも不安で不安で仕様がない症状って強迫性障害に成ってみないとわからない辛さがあり、周りの人はそんな私を理解してくれない時があります。

全てが汚いものだと思ってしまう

物のすべてが汚いと思ってしまう私。

普通の人からしたらそんなわたしは異常に映るんだろうけど、私から見たら、

  • みんなが触ったもの
  • トイレから出た後の自分の手
  • お金(特に小銭)

これらを平気な顔で触れるみんなが異常だと思ってしまうのでした。
バイキン、ウイルス、排泄物、これらは全て私の領域(テリトリー)を侵す存在だと思っていました。

特に嫌なのはものを買うときにおつりって貰いますよね。そのときに微妙に触れる定員さんの手がどうしても苦手。。

ただでさえ、小銭はばい菌だらけなのに、どこを触ったかもわからない人の手に触れることをもう想像するだけで気持ち悪く成って来てしまう私は異常なんですかね??

強迫性障害の中でも症状が重いのかわかりませんが、「掃除機」すら汚く思えてしまうのですよね。

普通の感覚だったら、掃除機は部屋を綺麗にするものなので決して汚いものではないはず!

なのだけれども、どうしても私には汚く、ゴミのパックをすべて溜めた袋に出さなくちゃいけないなんて本当に過酷なんです。

    強迫性障害の特徴と症状の一例

  • 不快な考えが取れない
  • バイ菌やウイルスが頭から離れない
  • 同じ動作を繰り返してしまい、それを止めることができない
  • 常に注意深くい
  • 自分で症状をコントロールできず、家族を巻き込んでしまう
  • 精神的な苦痛がずっと続いている
  • 重症化して、症状がエスカレートしている

診断されるだけでも安心することってないですか?

確認行為や汚物恐怖という症状を感じている時に、それが強迫性障害って病院に行って診断されるだけで安心することってないですか?

こんなに辛いのにこれは一体なんなのか?解らずに精神が壊れてしまったのではないか?と不安で夜も寝ることができないことがありました。

やっとの思いで病院に行き、それは強迫性障害ですと診断されて、

「あ、この症状に名前がついたんだ」とほっとするのは私だけですかね笑

私は薬の服用が辛かった

これは私の体験なのですが、薬を毎日飲まないといけないという義務感が非常に辛かったのを覚えています。

病気の症状だけではなく、薬を見るだけで精神的にも弱く成ってしまうことってありますよね。

薬物治療では「SSRI」または「三環系抗うつ薬」が処方されます。

    SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の種類
    脳内のセロトニン濃度を高め、不安感の改善させる

  • フルボキサミン(商品名:デプロメール、ルボックス)
  • パロキセチン(商品名:パキシルCR、パキシル)
  • スタシロプラム(商品名:レクサプロ)
  • セルトラリン(商品名:ジェイゾロフト)
    三環系抗うつ薬の種類

  • トフラニール(イミプラミン)
  • アンプリット(オフェプラミン)
  • ノリトレン(ノルトリプリン)
  • スルモンチール(トリミプラミン)
  • アモキサン(ドスレピン)
  • トリプラノール(アミトリプチリン)

副作用も辛かったです。

    薬の副作用

  • アナフィラキシー様症状
  • 蕁麻疹
  • 全身発汗
  • 発赤
  • 顔の腫れ
  • 喉の腫れ
  • 声枯れ
  • 呼吸器カンジダ症
  • 呼吸困難
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 息苦しい
  • 自律神経の乱れ

もちろん副作用も辛かったのですが、毎日の薬服用も精神的に一番辛かったです。

あとは、誰にも相談できなかったことですね。

自分の症状を家族、友人、恋人にも打ち明けることはできませんでした。

もちろん私と久しい人は私の異変に気付いていたのですが私のプライドを心配して声をかけてもらうことはありませんでした。

症状、薬、孤独。辛く寂しい青春時代だったなーと改めて思いますね笑

今笑っていられるのは、辛かった強迫性障害をしっかりと完治させることができたからです。

しかし強迫性障害を克服するために薬物治療しかないというわけでは決してありません。

詳しくは私の体験談を参考にしてみてくださいね。

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