強迫性障害で苦しむ人の就職について伝えたいことがある
成人で強迫性障害に悩まされていると、仕事や就職が辛いと感じることが多いと思います。
私は学生の時に強迫性障害に悩まされ、そのまま就職活動をし、正社員として働いていた経験があります。
元患者として伝えたいことがあるので今回話して行きたいと思います。
絶対に無理はしてはいけない
強迫性障害を患っている場合の就職について今回は述べてみたいと思います。
同年代の人はばりばりと外で働いているときに、「どうして私は、、、」と後ろ向きな考えをしてしまうことや、働く事を考えるだけで鬱に成ってしまう方は多いのではないのでしょうか??
ありきたりのことですが、絶対に無理をしてはいけません。
強迫性障害について理解が無い人はあなたに酷い言葉使いをすることだってあります。なのでまずは就職活動をする前にしっかりと病気を軽くすることが求められるのです。
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強迫性障害の特徴と症状の一例
- 不快な考えが取れない
- バイ菌やウイルスが頭から離れない
- 同じ動作を繰り返してしまい、それを止めることができない
- 常に注意深くい
- 自分で症状をコントロールできず、家族を巻き込んでしまう
- 精神的な苦痛がずっと続いている
- 重症化して、症状がエスカレートしている
症状は重度化していないですか?
継続的に働くことができるのか考える
就職活動をすれば、内定を貰う事はできます。
強迫性障害を良く知らない人が人手が足りていない現場を抱えているのであれば「とりあえず働いてみたら?」と言って採用はしてくれるはずです。
地域のハローワークにいればそれなりの仕事は斡旋してもらえるでしょう。
しかしここで大きな壁が待っています。
それは
働き続けることの困難さです。
実際に就職してみると
- 残業
- やりたくない仕事を押し付けられる
- 人付き合いがあり、飲み会への参加が強制される
- 転勤もある
- 繁忙期は家に帰れなく成る可能性もある
といったようなことがあなたに待ち受けています。
働きたいから、「働けます!」とは言えるもののそれを継続することは難しいのです。
つまり就業を決めるさいにはしっかりと社会人として組織の一員として継続的に働く事ができるのか?
テンションだけではなくしっかりと将来を見据えることの大切さを1度考えてみてくださいね。
無理をしすぎると、他の精神病を発病させる恐れがあるんです。
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強迫性障害と関連が深い精神疾患
- パニック障害
- チック症
- 自律神経失調症
- 手掌多汗症
- うつ病
- アルコール依存症
- 統合失調症
- パーソナリティー障害
- 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
少しずつ体を慣らして行くだけでも良い
いきなり就職してしまうと一気にかんきょうが変わるので強迫性障害が悪化してしまう可能性が高いです。
なので身近なバイトから始めて見ることをお勧めします。それで良いと思ったら徐々に出勤日を増やしてくことが確実な方法だと言えるでしょう。
強迫性障害の場合は外になかなか出ることが難しいかと思われます。その場合は自宅で出来る内職を探してみてやってみることがのちの就職に繋がるかもしれませんね!!
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