強迫性障害は漢方薬では決して治る事がない!その理由とは?
私が8年間強迫性障害で悩まされているときに漢方薬をいろいろ調べて市販のものを買って服用していた時期もありました
薬に抵抗を持っていると、漢方にたどり着きますよね。
しかし私が望んでいた効果を感じることはありませんでした。
その理由についてお話していきたいと思うので漢方薬を飲もうとしている人やいま実際に服用しているかたはぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそもの漢方の役割
漢方を飲んで強迫性障害は治るのか?
私の結論は、「治らない」です。
漢方が作用してくれるのは、あくまでも生活リズムの改善です。
生活リズムの改善は何も漢方を飲まないと改善できないわけではありませんよね?
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生活習慣の改善の一例
- 飲酒やアルコールの摂取を控える
- 食事のバランスを整える
- 定期的な運動を心得る
- 睡眠の質を向上させる
- 生活の中で感じる不安を取り除く
- 瞑想(マインドフルネス)をする
- タバコを控える
- 冷たい飲み物は控える
- 正しい考え方を身につける
<関連記事>
⇨強迫性障害を自己治療で少しでも改善させるための7つのコツ!
⇨強迫性障害は睡眠で改善できる!睡眠の質をあげる6つのポイントとは
また漢方を飲んでも「強迫性障害の負のサイクル」を止めることはできません。
市販のものは冷凍加工である
これは文字の通りに生で新鮮なものであるということなのですが、市販のものは冷凍加工しているために煎じて飲むタイプと比べると高い効果を期待することはできません。
生であるから効果を感じるのですが、冷凍にしたら品質も落ちますよね。これは乾燥タイプのものも同様のことがいえます。
自分に合わせたものがない
漢方薬はその人自身に併せて薬を調合することができるのが西洋医学と決定的に異なると言っても過言ではありません。
同じ症状でもその人の特徴やパターンによって薬は異なって行きますよね。
確かに万人に薬はありませんが、それをひとりひとりのためにアレンジすることができるのが漢方の凄いところでもあるのです。
専門的な方に調合してもらうなら話は変わってきますが、とりあえず市販で売っているようなものはアレンジができないという点で西洋薬とは変わりありませんよね。
一時的に症状を緩和させるだけである
私が漢方薬を服用していて一番感じたことはこれです。
確かに漢方薬を飲む事で精神的に楽に成ることはありましたが、それはほんの一時的なものだったのです。
なぜ一時的にしか効果がないかというと効果を身体に蓄積することができないからなのですよね。
飲めば飲むほど身体に蓄積することができるなら話は別ですが、一時しか効果を感じることができません。
これが漢方薬をお勧めしない1番の理由ですよね。
「避けることができない強迫観念」「これを振り払うためにする強迫行為」
漢方薬の効果が切れる度にまた辛い思いをし、時間を無駄にしてして精神的にダメージを食らうことが多いのが強迫性障害の特徴です。
つまり強迫観念、強迫行為を引き起こす「根っこの部分」に向き合うことができないのが問題なのです。
これは西欧薬にも言えることなのですが、薬や漢方さえ摂取すれば大丈夫!医者の言う通りに服用していれば問題ない!
という考えがもし本当に正しいのであればあなたの強迫性障害はもっと早くそして簡単に治っているのではないでしょうか?
しかし、現状は違ます。
私がどのようにして強迫性障害を克服したのか?もし興味があるなら関連記事をご覧になってくださいね。
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