強迫性障害は自律神経失調症を併発させやすいのですが・・・
強迫性障害に悩まされていると自律神経失調症を併発させやすいということをあなたはご存知ですか?
他にも鬱病、パニック障害、過敏性腸症候群を併発させやすいのですが、今回は自律神経失調症に焦点を当ててお話していきたいと思います。
関連記事強迫性障害はパニック障害を併発しやすいのですがこんな症状に悩まされていませんか?
生命維持のシステムに乱れが生じてしまう
自律神経失調症は文字通りに自律神経が乱れ易く成ってしまう病気です。
私たちの行動は意識的なものと無意識的なものに分けられるのですが、なんと95%は無意識的な行動に分類されるのです。
これには消化、吸収、免疫力、呼吸等が含まれているのですが、
これらをコントロールしているのが自律神経なんですよね。
自律神経は交感神経と副交感神経の2つに分類されるのですがこれらのバランスが悪く成ってしまう事で
- 慢性的にお腹が痛い
- 慢性的に下痢や便秘が続く
- 風邪がひきやすい
- 頭がぼうっとすることや頭痛に悩まされる
- 精神的に不安定になる
- 吐き気や嘔吐に悩まされる
- 呼吸に乱れが生じる
- 動悸や目眩がする
- これらの症状が出てしまうのではないか?という恐怖や不安を感じる
このような症状に悩まされることのが自律神経失調症なんですよね。
最後の項目の「これらの症状が出てしまうのではないか?という恐怖や不安を感じる」
これはパニック障害の症状でもある予期不安というもので
実際にはまだそうはなってはいないんだけれども、そう成ってしまうのではないか?また体調不良に成るのではないか?
という不安に駆り立てられ、生活行動の範囲が狭くなるようになります。
強迫性障害の症状が原因に成ることがある
強迫性障害の症状によって精神的にストレスや辛さを感じるようになり、
安心して休む事ができないと次第に自律神経が乱れ易くなってしまうことがあります。
これによって自律神経失調症を招くことがありますし、逆に自律神経失調症が強迫性障害を招くことがあるんです。
自分ではどうすることもできずにストレスや軋轢ばっかりを感じていると
精神的にも参ってしまいますし、仕事とプライベートの両方が上手く行かずに人生を楽しめなくなってしまうんですよね。
なので
- 適度な運動を心がける
- 食生活では好きなものだけではなく栄養管理を徹底する
- ストレスがたまらないように気をつける
- パニックになりそうだったら頓服を飲んだり、安心する香りをかいでみる
- 趣味や興味があるものを見つける
休職している方でも生活リズムが乱れがちですし、収入が滞ってしまうので不安になりやすくなってしまうのですが
自分ができる範囲のことをやってみるとよいでしょう
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