SSRIの副作用には軽いものと重いものがあるのです。十分注意してくださいね

日本で認められているssri(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)は以下の4種類あります。
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  • デプロメール
  • ルボックス
  • ジェイゾロフト
  • レクサプロ

比較的軽い副作用

ssriを摂取する事で副作用を感じることは確かにあります。

ここでは比較的軽い症状を御伝えしますね。

ssriを初めて摂取する方や身体に合っていない方は感じることがあります。

  • めまい
  • 食欲不振
  • 下痢、便秘
  • 頭痛
  • 皮膚のかゆみ
  • 集中力の欠如

摂取を始めてから約1週間から3週間の間に上記のような症状を感じることはありますが、服用を続けることで徐々に副作用を感じることは無くなって行くのが特徴です。

しかし元々の体質や身体的な特徴によってさらに重い副作用で出て来る場合もあるので注意してください。

こんな症状に注意!

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ssriの重い副作用はセロトニン症候群というものです。

ssriは脳内のセロトニンの濃度を高める効果があるのですが高まりすぎてしまうことで起こるもので以下のような症状に見舞われることがあります。

  • 自律神経の乱れ
  • 筋肉系のしびれ
  • 脳機能の低下

この3つです。

自律神経が乱れることにより、自分ではリラックスしているつもりでも身体は緊張しているために手汗、脇汗、足汗が多く分泌されたり、血圧が上昇したりします。

人間の生命維持活動は自律神経によって維持されているのでそれが乱れることで息切れをしたり脈が不整脈になることもあるのです。

セロトニン症候群になることで筋肉系の痺れを感じることもあります。

身体の筋肉が不自然にぴくぴくと動いたり、体の硬直をかんじることがあるでしょう。

また記憶力、集中力が低下したり、幻覚、幻聴が聞こえてくるといった症状も観測されています。

セロトニン症候群以外にも性機能活動が低下するために、勃起障害に陥る危険性もあります。

海外の患者さんの中でssriを摂取した人の10%は性機能が低下したと答えています。

ssriを服用してから副作用の期間が長い場合や、重い場合はこれを処方した医師としっかりと相談するようにしてくださいね。

注意しなくてはならないのはすぐに処方を辞めてはいけません。

余計に重い副作用に悩まれる危険性があります。

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